人生論【他軸と自軸】

生きやすくなるためのインナーチャイルドの癒し・不安への向き合い・他軸自軸論

他軸・自軸共に犠牲にしていると起こる現象

自軸の方が他者(他軸)犠牲を、他軸の方が自軸の方に対しての自己犠牲をし続けた場合、最終的に病気やケガや大きなことになります。

 

病気やケガは自分を見つめるためのきっかけとして現象に現れます。

もちろん、これは一つの考え方であります。

 

自軸の方を考察していて、自分都合で動いていても、何らかの形(プレゼントやお金など)で相手への気持ちを表現していたり、分からないながらも相手のことを気にかけている様子があると病気やケガまではいきませんが、相手のことを一切考えずに放つ感じになってしまっている場合も多く、それが続くと大ごとになります。

 

もちろん自軸さんが悪いのではなく、自覚ナシにそうしてしまうので、「他者を犠牲にしてしまっている」ということに気が付く必要があるのですが、主観が強い自軸さんの場合は気が付くのが難しいです。

だからこそ、安心を持っている他軸さんとの会話の中で気づく必要があるのですが、話を聞ける状態になっていないと、こういった話も入らないです。

よく「あなたのためを思って」という方がいらっしゃいますが、それこそが「主観」なのです。一見相手のことを思っての発言に見えますが、「相手のため」と思っているのは「自分」です。

 

逆に、他軸の方は自軸さんの犠牲になり続けていたら大ごとになります。

他軸さんは自軸さんがこわいです。話し方も態度も。

自軸さんの世界観を知らなければ尚更、関わりたくないかもしれません。

自軸さんの特徴を把握していないと、どうしても相手にハンドルを握られてしまいます。ハンドルをキープすることを他軸さんは学ぶ必要があります。

また、伝え方も他軸言語では通じません笑

自軸さんへははっきり伝える必要があります。しかも何回も。

ここが他軸さん的にはしんどいところなので、踏ん張ることを求められます。

 

 

大きな出来事が起こった時がチャンスで、自分自身に向きあうことで気付きを得ることができます。

 

 

 

 

人を許すということ

憎むって非常に無駄なエネルギーを使っています。

自分を消耗することの一つです。

そして、そういった感情を持つ自分にも疲れる。

 

私も散々恨んだり憎んだりしてきました。

 

相手を憎む感情というのは、実はその奥に「自分責め」があります。

本当はその感情は自分の言動に対する感情なのです。

 

「なんであの時ああした?こうした?なんでしなかった?」

「お前が上手く立ち回らないからあいつにつけこまれた」

「お前が自分のこと守らないでだれが守るんだよ!」

「お前のせいでー!」

 

って。

 

 

怒りも、悲しみも同じだと思っています。

 

 

物事や人を許すという行為は、外に対する行為ではありません。

自分を許す行為なんです。

自分責めを止める。

 

感情の多くには必ず「自分責め」があります。

そこを探ってみて下さい。

 

誰のためでない、自分のために。楽に生きるために。

 

 

エゴ(思考・マインド)の声を認識する

エゴ(思考・マインド)の声を認識することが非常に効果的です。

 

エゴ(思考・マインド)の声というのは「自分責め」の声です。

これは自分で自分に言ってることすら認識するのが難しいです。

 

大体、他人の言動にエゴは反応します。

そして「相手」のせいにします。

あの人がこうしたから、あれがこうだったら等。

 

相手への怒りや悲しみ・絶望感がある場合、実は自分が自分を責めているからなんです。

 

相手の言動はトリガーでしかなく、それをきっかけに自分責めが始まります。

相手への感情は、その「自分責め」に対する反応なのです。

 

そこまで分かれば、はっきりと「責める言葉」が聞こえてきます。

聞こえてきたらその言葉を書き出すことをお勧めします。

とにかくひどいことを自分に言ってますから。

 

自分がどんなけ自分のことをけなしているか、責めているか。

 

そして、焦点から引いてその相手や物事や状況を見てみてください。

そしたら、なんで自分のことそんなに責めてんの?って感覚になると思います。

だって、物事には状況とかタイミングとか、相手の機嫌とか、自分以外の要素が詰まっています。自分だけが悪いわけでも、自分がどうにかできることでもないことも沢山あります。

 

「自分責め」はじまってるなとキャッチするだけでもだいぶちがいます。

感情は外にぶつけるのはなく、自分の中に何かがあるのを教えてくれているものです。

上手く行かないことは「逆行」してる

上手く行かない時、だいたい反対のことをしています。

 

たとえば、何もせずただじっと様子を見て、その様子に従って行動すれば良かっただけのことなのに、慌てて「○○しなきゃ!」と焦ると、あとはもう空回りで周りを巻き込んで大けがします。

 

私の経験です笑

 

実は最近もありました。

すぐに気がついたので、大事故にはなりませんでしたが、お詫びの声掛けして回りました。そして、なによりそんな空回りした自分が恥ずかしかったです(笑)

 

もし、何か上手くいかないことがあれば、「逆説的」に考えてみてください。

ヒントがあると思います。

愛情表現の違い

他軸の人と自軸の人のコミュニケーションの違いがあります。

 

それはもう、想像することもできないほど違うのです笑

 

愛情表現においても

 

他軸は

心や感情を表現します。

想いを伝えるのもできます。

相手のためになることをしたり。

その言動が自然にできちゃうので、相手に何の説明もなくしがちです。

同じ他軸同士ならその意図をきちんと受け取って感謝もできます。

 

が!!

 

自軸さんはその言動の意図が掴めません。

だから優しさだろうが、愛情だろうが意図をきちんと伝えていないと、自軸さんは「なんでその言動するんだろう、、、」→なんでか分からない→え、こわい!となります。

自軸さんの不安がぶわっと沸くと言動が喧嘩腰になったり、無視したり、行動が現れます。この行動に不安を覚える他軸さんはさらに自軸さんがこわくなって、関係性は悪化します。

 

他軸さん相手には意図が伝わるので自然に上手く付き合えます。

自軸さんに愛情表現したい時は、現実的な面で行うのが効果的です。プレゼントを渡したり、こうこうこうだからとはっきり自分の意図を言葉で相手に伝える必要があります。

 

 

一方、自軸さんの場合、

 

相手への愛情表現は、「相手にふさわしい自分になること」なんです。

だから相手へのアクションではなく自分を高めるためのアクションにとりかかります。

ここが他軸さんからみて「自分勝手」ととらえられる部分です。

 

相手の要望に応えるのも自軸さんの愛情表現だと思っています。

ですが「はっきり」どのような行動をすれば嬉しいかを伝えてもらわないと、戸惑います。

 

自軸さんは基本的に相手の意図が掴めないと怖いです。

悪い想像ばかりしてしまいます。

 

 

他軸さんと自軸さんカップルは、他軸さんが伝え方を意識するだけで、だいぶコミュニケーションがスムーズになると思います。

他軸さんのいい方やコミュニケーションの仕方が決して悪いわけではありません!

ただ自軸さんは察することもできないので、はっきり行動を指示してもらえることで安心が生まれるのです。安心する人とは一緒に居たいと思う自軸さんなのです。

 

こわいの種類

「こわい」には種類があります。

 

「恐怖」なのか、「勇気がいる」ものなのか。

 

恐怖へは向き合が必要です。

トラウマになっている事情が過去にあります。

そして、そこを無視して行動すしても上手くいきません。

 

ですが、「勇気がいる」ことに対しては「行動する」ことが課題でもあります。

この、勇気がいることをしようとすると、できない事象が起こってしまいます。

 

気が乗らない

天気が悪い

身体の調子が悪い

家族の体調が悪い

用事を頼まれる

電話がかかってくる

電車が遅れる、などなど

 

それをしなくて良いことが起こります。

それを理由にできます。

 

でも、それは自分自身が「こわい」と思っているから現れている現象なのです。

 

新しいことを始める時、緊張しますよね。

いくら楽しみでも知らないことをするのはドキドキしますよね。

少なからず「抵抗」というものがあります。

今まで習慣的に行ってきたことや、慣れているコンフォートゾーンを抜ける時には、すんなりとはいきません。

 

人は未知のことへ進むのがこわいです。

予想ができないので。

 

だからそれを無意識的に回避させようとします。

 

それは「やめろ」っていうサインではないんです。

自分がそういう現象を起こさせています。

 

だからこそ、そんな時、「これって恐怖?勇気がいること?」と自問してみて下さい。

 

「勇気がいること」でしたら勇気を出してやってみて下さい!