人生論【他軸と自軸】

生きやすくなるためのインナーチャイルドの癒し・不安への向き合い・他軸自軸論

相手のペースに合わせてあげる

他軸さんと自軸さんのコミュニケーションのズレがお互いにとって居心地の悪いものにさせてしまいます。

 

お互いに無意識で自分のベース(自軸・他軸)を持って生きているだけなので、まさか、相手が全く根本的な部分から違うということに気が付くことがなかなか難しいです。

 

他軸さんと自軸さんの違いに、速い・遅いのペースの違いがあります。

 

他軸さんは心のままに動くので、やりたい!と思ったら今すぐやりたいし出来ます。

でも、自軸さんは様子をみたいし、どうやってやっていくかをまず組み立ててでしか動けません。

この二人が旅行に一緒に行こう!と言い出したら、出発まで大変そうじゃないですか?笑

 

他軸さんは不安を解消していないと、予想外のことにパニックになります。その不安からくるパニック状態で行動してしまうと失敗します。私も何度も経験しています泣

 

他軸さんは相手の反応を見て、感触が良ければ、乗ってくれるだろうという「期待」が湧きあがります。「いいね、いいね」って言ってくれるのを期待してるし、待ってます。テンションも一気に上がります(笑)

そんな時の相手の反応が「予想外だった」場合、一気にパニックになります。

「あれ、そうでもない?」「私だけ?」「え、嫌?」「何!?何!?」となります。

そしたら余計スピードも速くなり「焦り」になります。

そしてどうにかこの予想外を自分の予想の方へ近づけようとします。それが他軸エゴです。

 

逆に、上記でも書いたように、自軸さんは様子を見たい人達です。

一瞬テンションががっと上がっても「待て待て、〇〇かもしれあない、○○だったら」と思考がめぐってきます。そうなると自分の言動を発するのに時間がかかります。

他軸さんのエゴが出ると、自軸さんは余計に固まります。このパニックが収まるまで待とう、と。

パニックが収まるまで待ってるに一向に収まらない場合は、姿を消します(笑)

 

そもそも、他軸さんは受け身、自軸さんは自分から動きたい人たちです。

他軸さんは本当は受け身で良くって、なんの心配もないんです。

でもその受け身で生きて来て、困難なことが沢山あり、「私って受け身でだめだ」と自己否定に入ったり、「受け身ではだめ。自分から動かなきゃ」と真逆の性格になったり。これらは全部半生で培ってきた学びです。そうなってしまったことは自然なことなのです。

だからここから、インナーチャイルドを癒し、不安を解消していくことで、本来の自分に戻っていけるし、自分に向きあって、気付いていくことで、本来の自分で生きれるようになります。

 

ですので、他軸さんは単に受け身で良いのです。

安心して相手にゆだねて下さい。もちろん、言いたいことはいうし、我慢はせずに。

行動面では自軸さんに任せてあげることで上手くいきます。

 

エゴが強いとどうしても、相手にゆだねることができません。

そうなると、どっちもハンドルを握ろうとして事故になります(笑)

上手く自分と相手の性質を生かして付き合うことができれば、本当に上手くいくし、他軸・自軸ペアだからこその発展があります。